【 パーシカリア ティントリア/Persicaria tinctoriaのマザーチンクチャーの特徴】
《タデ科イヌタデ属の一年生植物》
パーシカリア ティントリア
と聞いてもピン!とくる人は少ないのではないでしょうか。
でも、藍染めの「藍」と聞いたら、日本人ならすぐに想像はつきますよね。
日本の伝統染織、藍染めですが、実は藍には様々な効能があるようなんです。
歴史的には、藍を好んで使ったのは、武士であったようです。
武士といえば、戦い、傷を負うもの。
今なら薬ですぐに処置も出来るかもしれませんが、当時はそういうわけにはいきませんよね。
そのような過酷な条件の中で、藍染の肌着を着ていると、殺菌効果で化膿しづらくなり、止血効果があったようなのです。
また、昔から冷え性や肌荒れ、汗もなどに効果があるようです。
防虫効果も高く、江戸時代の古布も藍で染まった場所だけ虫食いにならなかったり、大切な着物は、藍染めの風呂敷で包んでしまったりなどしたといわれます。
また、殺菌作用があることから、水虫に効くとか、マムシよけにもなったようです。
ある研究機関では、藍の抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用を発表したところもあります。
色々調べていくと、藍の効能は計り知れない程あるということが分かってきましたよ。
そして、私の中では、これらの効能を知るうちに、似たような効能のあるマザーチンクチャーが思い浮かびました。
有名な「エキネシア」です。
エキネシアは、日常的にホメオパシーを取り入れている人だけにとどまらず、アロマやハーブ療法を取り入れている人には本当におなじみの植物ですよね。
効果が分からなくなったら、エキネシアを思い浮かべてみて下さいね。
パーシカリア ティントリア(藍)の使用例をまとめてみました。
・感染症の症状(例:インフルエンザ)
・突然の怪我
・虫さされ
・口内炎、咽頭炎などの炎症
・カンジタ菌、水虫の症状
・癌、エイズのような免疫力に関わる病気
・花粉症などのアレルギー症状
春には花粉症に。
夏には虫さされや体臭予防に。
(水に薄めてスプレー外用にも❤)
秋冬には感染症対策に。
ここに挙げていない症状にも色々期待できそうです!